タイトル2

SAGAPLANETS(以下サガプラ)さんの最新作「金色ラブリッチェ」のレビューになります。
略称は金恋とか金ラブとかですかね。
私のサガプラ作品プレイ状況ですが、四季シリーズ以降の作品は「カルマルカ*サークル」以外全てプレイ済。四季シリーズより昔の作品は手をつけておりません。
では前置きはこれぐらいにして。
以下に、
「プロローグの感想」
「ヒロイン毎の感想(玲奈→エル→茜→シルヴィ→理亜の攻略順です)」
「主人公『市松央路』についての感想」
「総評」
「点数」
の順で書いていきたいと思います。
文章や日本語の乱れが散見されるかと思いますが、目を瞑っていただけるとありがたいです。
※ネタバレ全開です。




【プロローグ感想】
導入はよくあるエロゲのあの感じですね。
ボーイミーツガール的な。
央路くんを寮にぶち込みたいがためなのか、展開が少々強引。
まあエロゲなのでここをツッコむのは野暮ですかねw

メインメンツ以外からの嫌がらせを受け流しつつ、メインメンツと親交を深めていきます。
それにしてもやはりヒロインたちが可愛いですねえ・・・。
立ち絵をずっと眺めていられるぐらい。シルヴィと玲奈が今のところお気に入りですね。この二人ほんと可愛い。
理亜ちゃんも口は悪いですが、根は良いヤツに見える。

あと相変わらず遥そらさんと小鳥居夕花さんの演技力がすごい。
他の方が下手なわけではないですが、やはりこのお二方はずば抜けていますね。
一段高みにいる気がします。演技に全くブレがないといいますか、とにかく安定している印象。

大雨で水道管がうんたらとか思ってたらいつの間にか道が寸断されて電気が通らなくなり、クローズドサークルと化してしまった学園と寮。
キャンプを行って寮の女子たちと打ち解けることに成功する央路くん。
インフラが一部断たれたせいで寮の雰囲気が重くなり、それが悪化することを避けるためにキャンプしたわけですが良い方向に転がったようで。
央路くんはただ言いがかりつけられていただけなので、それが改善されたのは素直に喜ばしい。良かったです。

終盤マリアの登場から、央路くんの誤解解消パート。
贈り物指輪じゃなくてラブリッチェマークかよ! まさかすぎるwww
理亜がマリアなのは途中で気付いたので驚きはなかったですけど、央路くんの記憶違いはなかなか不意を突かれました。
ソーマくん? うん僧間くんだね。まさかの百合だね。お兄さんびっくりだ。

そしてOPへ。
今回のOP勢いがあって良いですねー。ここ最近では一番好きです。
良い意味でエロゲっぽくない感じ。割と高BPMかな? ハイテンポなので気分が高まって良いですね。

ここでプロローグは終了ですね。
ここから先はヒロインを選択して進めていく模様。
もうこの先は個別ルートってことですかね。まずは玲奈からやっていきたいと思います。




【妃玲奈√感想】
日常描写を重ねていき、玲奈は気を配れる優しい女の子ってことがわかります。
そして央路が以前通っていた学園の友人が来訪。央路の過去が明るみになり、話を聞いた玲奈は凹む央路を膝枕で励まします。

膝枕うらやましい! 変わってくれ!!(
冗談はさておき、央路くんはなかなか訳ありだったようですね。

色々思うところはありますが、可愛い女の子が周りに大勢いるノーブル学園を離れる理由がマジでない!(
まあ真面目な話、央路が抜けただけで崩れるチームってどれだけ央路に依存してたんだよとは思いますけどね。
そのうえ負けた責任すら央路になすりつけるとは。情けないと思わないのでしょうか。酷い話ですねほんと。


怪しげなお香のせいで、なぜか玲奈と絢華で3Pすることに。
そして流れで玲奈に告白、と。

お香の話運びはかなり無理矢理で、「いや強引すぎんだろう・・・」と思いましたけど、
その後のエロすぎるエロシーンでなんかどうでもよくなりましたw
玲奈やっぱり可愛い。愛を確かめ合う初々しいエッチって感じではなかったのが残念です。でもエロいのはエロかった!

あと絢華はとんでもない性癖持ちだったということが判明しますw
庶民を嫌う彼女ではありますが、彼女も彼女で昔散々な目に遭っていることがわかったので、央路にキツく当たってきてもいまいち憎み切れなくなってしまいました。
二週目プレイすると印象が変わりそうなキャラですね。


カッコいいところを一つ見せることを条件として、玲奈と付き合うことに。
そして押し寄せるエロパート!
どのシーンもエロすぎて気絶しそうになりました。
前作にはなかったSEが新たに追加されたりしていて、少しずつ進化してきている感じがしますね。どれもこれもたまりません。

それと玲奈なんですけど、この子ちょっと可愛すぎませんか?
見た目ギャルっぽいですけど、心が優しいですよね。根っこの部分が純粋というか。
ナイーブになってる人を見過ごせないところも素敵だと思います。
私も膝枕してもらって日頃の愚痴を聞いてもらいたい・・・。この圧倒的包容力、マジで天使かと錯覚するレベルです。
落ち込んでるところにすぐ駆けつけてくれてコーヒー牛乳手渡されるともうね、惚れてまうやろって話ですよ・・・。

あと照れ笑いもめちゃくちゃ可愛い。「えへへ」ってはにかんでくれるアレ。アレは完全に反則。
一番やばかったのが夜の校舎でエッチしたあとのやつですね。あの笑顔を見た瞬間にマジで心臓がドクンって高鳴りましたもん。
美少女の笑顔に完璧に屈してしまった瞬間でした。ほんと可愛すぎる。天使かよ。天使だよ?

普段はイチャイチャシーンよりストーリーの続きが気になるタイプなのですが、玲奈に限っては逆転してしまいました。
玲奈とのイチャイチャをずっと見ていたい。魅力的すぎてやばいですほんとに。野球? あ、どうでもいいです(

まあとはいってもどういう結末になるのか見届けないとですね。
玲奈語りが長くなってしまいましたが、次はクリスマスパーティのパートですね。
と思ってましたけど、パーティーには不参加。
日本に残ろうとする縞をメジャーに行かせ、ドレス玲奈とエッチして振袖お披露目して終了!


シナリオ的には大分あっさり終わった印象ですね。特に深いシリアスもないため、心に響くものが無かったような感じで。
央路の過去や未練を断ち切ってバランスを取ったような雰囲気。エピローグで子供二人いたのはちょっとびっくりしましたw
それはそうと、この「バランスを取る」ってフレーズがよく出てきますが、本作のテーマなんでしょうか。玲奈ルート終わったところでテーマを語るのはまだ早いですかね。

・・・そういえばカッコいいところ一つ見せろってやつ、なんか有耶無耶で終わったような気も。 
縞との勝負がそれってことなのかな? ま、細かいことは気にしない!
玲奈がめちゃくちゃ可愛かったからいいんです。思う存分ブヒれたのでね。玲奈ママ最高!

・・・それでは続いてエル√やっていきたいと思います。




【エロイナ・ディ・カバリェロ・イスタ√感想】
名前が長いw それはともかくやっていきます。

なんやかんやあってフェンシングの試合の日までエルと央路は恋人のフリをすることに。
このなんやかんやの部分が結構長い。
簡単に言えば「エルがゴシップ誌に取り上げられて盗撮されて盗撮野郎一人ぶちのめしてそのときの写真また別のヤツに盗撮されてて央路とエルの恋仲疑惑が持ち上がってその後なぜか盗撮が減ってじゃあ恋人のフリしたほうが盗撮抑制に効果的じゃんってことがわかって」みたいな(長い)。

まあ成り行きってやつです。
恋人のフリから始まる恋というシチュは結構見てきましたが、どんな流れで本当の恋人同士になるのでしょうか。


一気に最後まで完走しました。
シルヴィとエルの関係性については大体予想がついていたので、ここは特に驚きはなかったです。
秘密が明かされてから変化球が入ることもなく、ラストもあっさりと終わってしまった印象。
こちらもシナリオはやや退屈に感じてしまいましたね。
・・・あ、エルが音痴だったのはちょっと面白かったですw

このルートの見所は「エルとのイチャラブに尽きる」と言っても過言ではないかも。
デレたエルはかなり可愛かったですね。並のカップルが裸足で逃げ出しかねない濃密なイチャつきは、エル好きの方にはたまらない出来。
エロシーンは選択肢によってはシルヴィとの3Pもありますねw
あとどうでもいいですけど、今回のシナリオ担当の方ってアナルフェチなんでしょうか。今作はやたらとアナル描写が多い気がします・・・w


あ、それとシルヴィがいないはずなのにシルヴィの幻影が見える不具合がありましたね。
単純にCGの挿入ミスでしょうが、こういうのは微妙に萎えるので気をつけていただきたいです。

CG自体のクオリティは全体的に高かったですね。
シルヴィとエル背中合わせのCGと、ラストの演武のCGがお気に入り。ああいうCGすごい好きです。


エルルートの所感はこんな感じで。

さてそれでは次、栗生茜ルートに参りましょう。




【栗生茜√感想】
割とすぐに茜ちゃんに告白されるも、央路は自分の気持ちがよくわからないために返答は保留。
自分のことをもっと知ってもらうため、茜ちゃんはグイグイと迫ってきます。

元気溌剌スポーツ少女って感じで可愛い。
ちょいと真っ直ぐすぎる気もしますが、それが茜ちゃんの長所なのかもですね。


理亜に相談を持ちかけて気持ちの整理をつけた央路。茜ちゃんに告白の返事をして付き合うことに。
そしてエッチして陸上部のトレーナーになって茜ちゃんとの永遠の愛を誓って終了。

さすがにサブヒロインなのでシナリオはかなり薄いですね。とにかく盛り上がらない。エッチのほうは大分盛り上がってましたけどねw
とはいえ茜ちゃん可愛かったので良かったです。あ、最後の後ろからガバッのCGは雰囲気も良くて好きでした。


ところで本作はかなりキャラ萌え重視というかイチャラブゲーの様相を呈している感じですが、シナリオに力を入れるのはやめてしまったのでしょうか。
イチャラブは満足できる仕上がりなものの、シナリオは正直言って物足りない。
シナリオには結構期待していたので、できればシルヴィと理亜のルートで挽回してほしいところですね。


さてお次はセンターヒロインのシルヴィです。
センターヒロイン最後に攻略するマンな私ですが、システムには抗えなかった。
理亜がガチガチにルートロックかけられているのは意外ですね。その意図するところとは如何に。

気になるところですが、まずはシルヴィのルートに参りましょう。




【シルヴィア・ル・クルスクラウン・ソルティレージュ・シスア√感想】
名前なげえ・・・w それはともかくやっていきます。

蜂からシルヴィを守って俺カッケーする央路くん。
そして焼きそば食べて、千恵華ちゃんと喋って過去ほじくり出されて玲奈に打ち明けてシルヴィに励まされます。
玲奈ルートで出てきた央路の過去がここでも触れられます。
2度に渡って辛い過去に耳を傾けてくれる玲奈はやはり天使。ここぞというときにいつも傍に居てくれますよね玲奈は。
相変わらずのヒロイン力の高さよ・・・。央路くんにはやっぱり玲奈がお似合いなんじゃないかなw


それはともかく、シルヴィのアップルパイと優しい言葉に励まされる央路くん。
まだお互いに恋愛的な意識は表に出ていない感じですが、どういう風に惹かれあっていくのか。注目ですね


風邪を看病してくれたシルヴィに惹かれてしまった央路。
ミナちゃんから上流階級のマナーを教わりながら、理亜と恋愛相談を重ねます。
そして強力なライバルの出現に気を落としたり、シルヴィの脈アリな反応に喜んだりしながら日々を過ごしていきます。
いやー青春ですなあ。些細なことに一喜一憂するこの感じ。すごくよくわかる。
ここからどうシルヴィのハートを射止めるのか。これは目が離せませんね。


マリア・ビショップとご対面。
そして3人で談笑したのち、シルヴィの「『わたし』とはなにか」の悩みを聞いて励ましてあげる央路くん。
この場面は面白かった!
ようやくマリアの正体バラしを見ることができましたね。央路の反応面白かったですし、満足できましたw

シルヴィの悩みを聞いてあげて励ますシーンも良かったです。 
良かったですけど、電話の邪魔は正直いらなかったような。
めちゃくちゃ良い雰囲気でしたやん。あそこでそのまま告白して受け入れてセックスしてでも全然良かったと思うの。
まあもっと情熱的かつロマンティックな告白シーンに仕上がっているのかもしれませんね。期待しています。


竜造寺との会談の場に偶然千恵華と共に駆けつけた央路。
そこで偶然にもシルヴィにいち早く近づくことに成功し、偶然シルヴィと共に倒れ、偶然シルヴィと口付けすることになります。
いやー偶然って怖いですね。

この場面はなんというか、急に展開が強引になったような気がします。
千恵華と共に例のホテルに向かうのはさすがに偶然がすぎますし、
記者が集まっていてエルや黒服たちが押しのけられてるとかあり得ないと思いますし、
一国のお姫様に対してそんなに接近できるわけないでしょって思いますし、
シリアスな場面なのに急にキュロちゃんの爆撃入りますし(ここは不覚にも笑ってしまいましたが)、
目につくところが多かったのが正直な感想。

虫の知らせが働いていたのだから、それを千恵華に説明して無理にでも付いていけば良かった。
「竜造寺がキスを迫るけれども、エルが寸前で間に入って止める」とかの方がエルの株も上がりますし、盛り上がったのでは。
そこに央路が駆け付け、竜造寺が央路に「お前何者だよ」って問いかける。
その問いに対して央路が口を開く瞬間、シルヴィが「私の恋人です!」って答える・・・みたいな。
そんな感じの展開の方が私は好きです。
転んでキスもインパクトがあって良いとは思いますが、そこまでの流れが強引すぎますよね。そこが釈然としません。
もう少し話運びを上手くできていたらなーと思える惜しいシーンでした。


その後には驚きの市松千恵華ちゃん。
これは完全に予想外というか、そういう発想自体がありませんでしたw
お兄ちゃんお兄ちゃん言ってたのは伏線だったのですね・・・。これは一本取られたなあと。

そして待望のエッチシーン!
シルヴィの喘ぎ声めちゃくちゃエロいっすね・・・。これはたまりませんわ。
お姫様を犯す背徳感ってどんなものなんでしょう。一生体験できそうにないですねw


ここからラストまでは一気に完走しました!
千恵華ちゃんのバンド演奏は良かったですね。あのCG好きです。EDへの入り方もグッド。

ラストのダンスを決めてくる央路もかっこよかったですねー。
ラストできっちり「カッコつける」ことに成功していたので、ここはなかなか上手かったと思います。

竜造寺の事件のシーンでは無理やり感が強かったためにその後の展開を心配していたわけですが、どうやら杞憂に終わったようで。
終盤の方は丁寧な話運びで、綺麗に纏めたなと感じました。読後感が心地よくて良いですね。

ちなみにキュロちゃんのハイパー高速お着替えタイムから流れるように夜のお茶会へとシフトしたシーンですが、
ご都合主義甚だしいのにお手並みが鮮やかすぎて思わず笑ってしまいましたw
キュロちゃんは思いだしたように突然出てきて突然消えていく謎の高次元機械ですね。
ギャグ描写のときは別に良いとは思うんですが、竜造寺の事件のときに出てきたのは釈然としませんね。ここは残念なところ。


さてそんな感じでシルヴィのルートは終了です。
お次はいよいよオーラス。理亜ちゃんのルートですね。

前作と同じくタイトル画面に追加される形式のようで。今作は「GOLDEN TIME」が出てきました。
良いですねーこういうの。私こういう演出好きなんですよね。
前作フロフロの感想でも述べましたが、期待が高まる感じがしてすごく好きです。

理亜はずっと「一歩引いた視点でアドバイスを与える」的なスタンスを貫いていましたが、それは一体なぜなのか。
「10年前のキャンプにおける記憶の齟齬」「シルヴィとの約束」「央路が過去を覚えていない理由」など、
これらの謎を解き明かす重要なルートなのだと思います。

一体どのような真相が待ち受けているのか。
期待に胸を躍らせつつラスト! 僧間理亜のルートへ参りましょう!




【僧間理亜√感想】
一気に最後まで完走しました。
泣きました。最後の最後でやってくれましたねサガプラは。
理亜の秘密が明かされてからラストまで、片時も目が離せませんでした。
理亜が亡くなったのは悲しいですが、ご都合ハッピーエンドよりはこちらのほうがずっと良いと思います。

なぜあそこまで必死にシルヴィと央路をくっつけようとしていたのか。
あれは自身がそこまで長くないことを悟っていたんですね。

理亜√を先にプレイしてしまうと他のヒロインの√が素直に楽しめなくなる可能性高いですので、
この√ロックは英断と言えるでしょう。
シルヴィ√のラストシーンとか特にね・・・。事情を知った目線で見ると、なんともいえない気持ちになります。


まとめ
前4人の√とは打って変わってかなり重いシナリオ。
10年前のキャンプの謎とそこに秘められた物語の裏側を知ってしまう√ですね。
ミナちゃんと理亜が修羅場っていた場面である程度は察してしまいましたが、
やはり理亜との別れには辛いものがあります。
しかしこんな言い方をしては配慮に欠けるかもしれませんが、これはこれで良かったんじゃないかとも思います。
医者ですらサジを投げるような、「生きていることが奇跡」と言われる難病から立ち直るって、ちょっと無理があると思いますし。
前向きな感じで綺麗に終わっているので、読後感が良いのが幸いですね。

この√のテーマは死生観というか「生きるって素晴らしいことなんだ」ってことを伝えたかったのかな、と感じました。
「普通に生きていられる」ってことがどれだけ恵まれているかを痛感させられますね。

「ありふれた日々や当たり前の日常を噛みしめ、もっと大事に生きていこう」と思わせてくれる素晴らしいシナリオでありました。




【主人公『市松央路』についての感想】
元々は野球少年ですね。
過去のトラウマを引きずっている系の主人公です。
央路が一番救済されているなーと感じたのは玲奈の√ですかね。
玲奈√が一番深く央路の過去と向き合っていたような気がします。

央路個人の人格はそこまで特徴的ではないですね。
ただ挫折を経験している分、ちょっとひねてるというか斜に構えたような発言が少しだけ目立つかなーって程度です。

あとなんだかんだいって央路はやはり恵まれていると思います。
シルヴィと出会っていること自体がもう恵まれていますよね。ノーブル学園に入れたのはシルヴィのおかげですしw
玲奈みたいな優しい子も傍にいてくれてますし、非常にうらやましい境遇。
私も玲奈に膝枕されてえなあ・・・(遠い目)




【総評】
上流階級の者たちが通うノーブル学園にて、様々な金髪美少女たちとの交流が描かれる本作。
「メインヒロイン全員が金髪」というなかなか挑戦的かつ意欲的な作品でありました。
「お姫様、お姫様お付きの騎士、庶民仲間、ヤンキー」と属性は分かれているので飽きがくることもなく。
シルヴィ√までは基本的に雰囲気が明るいため、朗らかな気持ちでプレイすることができました。

ラストの理亜√は想像以上に重い内容でありました。
ですが、10年前のキャンプの核心部分に触れ、僧間理亜という一人の少女の人生を描く物語は涙なしには見られなく、
非常に完成度の高いモノであったと思います。
「死生観、生きることの素晴らしさ」を伝えたかったのかな、と感じましたね。

ただ前4人のシナリオとギャップが大きいため、人によっては理亜√が重すぎて受け付けられないという方もいるかもしれません。
理亜√だけシナリオのテイストがかなり違うので、ここはまあ仕方ないかなと思います。


今回のサガプラはどういった方向性なのか、本作にはとても期待していました。
ここだけの話、私の中ではシルヴィの√までは「質の高いキャラゲー」といった感じの評価でほぼ固まっていたのですが、
ラストの理亜√でかなり認識を改めさせられました。
あそこまで重く儚い物語を描いてくると思っていなかったので。これは嬉しい誤算でしたね。


「これからもサガプラにはどんどん挑戦していってほしい」と思えた、非常に意欲的な作品だったと思います!




【点数】
シナリオ 16
(理亜√までは普通な感じ。理亜√は最高でした)

キャラ 18
(玲奈が一番お気に入りですね。次点でシルヴィと理亜でしょうか)

音楽 19
(OPがかなり良かったですね。EDもなかなか良い出来。グランドEDもgood。BGMはそこそこ)

システム及び演出 16
(「GOLDEN TIME」の追加は良かったですね。欲を言えばオールクリアでタイトル画面変更とかも欲しかった。
テキストはそこそこ。たまに日本語のおかしい箇所があるのが気になりました。
あと誤字脱字、ボイスとテキストの齟齬もそこそこあったのは残念。
あとコンフィグがなんかしょぼくなったような・・・? 既読文字の色変更とか欲しかったです)

全体の完成度 17
(魅力的なキャラクター、業界最高峰のグラフィックとこの辺りの完成度は非常に高いですね)

合計86点です(100点満点中。各項目は20点満点)

理亜1



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2018_01_17


ですね。
仕事が終わってエロゲをプレイしているときが一番幸せな私です。

ラブリッチェですが、玲奈、エル、茜を攻略完了しました。
現在はシルヴィを攻略中ですね。マリアとのご対面一歩手前ってところです。

やはり身分の違いが大きな壁となりますが、央路はどうやってシルヴィをものにするのか。
身分差恋愛というのはくっつくまでの過程が面白いですよねー。
恋は「障害が多ければ多いほど燃える」といいますしね!

それはそうと理亜が最後まで攻略できないのは意外でした。
強固なルートロックがかかっていてびっくりです。
どんな感じのシナリオなのかこちらも楽しみですね。

それではこの辺で。
2018_01_11


です!!!
現在玲奈ルートを終えたところです。
シナリオもキャラも良い感じですね。相変わらず良質なものを提供してくれています。

しかし今作はどちらかと言えば、キャラ萌えに比重が寄っている感じかな?
まあまだ玲奈ルート終えただけなのでね。まだまだシナリオはここからってところですけども。
残りの√はどういった感じに仕上がっているのか。非常に期待しております。
2018_01_04


タイトル2

AUGUSTさん作「穢翼のユースティア」の感想になります。
ちなみにAUGUST作品はこれが初めてだったりします。
この界隈ではかなり有名なブランドですね。「徹底的に作り上げた世界観が売り」みたいな話をよく聞きます。
中でも本作は「本気」とも言われている作品のようなので、非常に期待しております。

それでは以下に、
「共通パート及び個別ルート感想」
「主人公『カイム・アストレア』の感想」
「総評」
「点数」
の順で書いていきたいと思います。
このゲームはヒロイン脱落方式のようなので、前から順番に攻略し、「共通パート→個別END」を繰り返して感想を書き連ねております。
文章や日本語の乱れ等が散見されるかと思いますが、大目に見ていただけると嬉しいです。
※ネタバレ全開です。




【共通パート及び個別ルート感想】
『共通パート1(フィオネ)』
なるほど、なかなか独特の世界観ですね。
穢翼というだけあって、羽化病にはストーリー上大きな意味があるのでしょう。

ところで私はこういった横文字が多いゲームは敬遠しがちなんですが、本作に関してはとっつきやすい部類な気がします。
長ったらしい解説がないためにテンポが良いです。テキストも読みやすい。
物語を展開していくなかで少しずつ世界観を掴んでいける構成になっていて、上手いこと作ってるなーと思わず感心。

あとAnother viewで主人公以外の心情描写があるんですね。
他の人物の思考を理解したうえで、話がどう転んでいくのかを楽しめるのは面白い。
ですがキャラの口から語られる前にそのキャラの思考が把握できてしまうため、想像の余地がなくなってしまうという短所もあり、
ある程度予測して楽しみたい方には不評だったりするのかなと。ここは一長一短な気がします。
私としてはストーリーが追いやすくなるので、良いと思いますけどね。


話をシナリオの方に戻しまして。
事件の記憶を掘り起こそうとするカイムとそれを隠そうとするユースティアちゃんの駆け引きは目が離せない。
にしてもユースティアちゃんはかなり訳ありっぽいですが。色々と気になりますねえ。
まあそれに劣らずカイムも訳ありっぽいですがw

ユースティアは事件の夜の記憶を語り、カイムの前から姿を消してしまう。
降りしきる雨の中、ユースティアは何者かに殺されてしまうも、謎の光と共に蘇生する。
そしてOPが流れます。
いやーこれはびっくりしました。まさか蘇生するとは。
ということは事件の夜も実は同じことが起きていたのかな?
うーむ、なかなかに謎が深まります。羽化病罹患者の稀な特質なのか、それともユースティアの能力なのか。
真相が気になるところです。

にしてもここでOPに入るのはズルい。絶妙なタイミングで挿入してきますねw


そしてお次は防疫局、通称「羽狩り」の隊長ことフィオネと共に謎の殺人鬼「黒羽」の捜査を進めることに。
調査の末、黒羽内通者が防疫局内部に存在することが発覚。
内通者であったラング副隊長を自白させることに成功するも、自害されてしまう。

いやー面白かったです。
ラング副隊長に自害されてしまうのはちょっとどうなの、とは思いましたがw
まあこの場面はフィオネに対する一つの試練を描くことが目的なのかもですね。
しかしフィオネは良い性格してますね。
始めは生真面目なただの堅物でしたけど、カイムと関わるにつれて段々くだけてくるのが可愛いです。
事件についても、色々思うところはあるでしょうが、現実を受け止めて前に進もうとするその姿勢は素晴らしいと思います。
こういう素直な女の人って好きです。攻略したくなってきたな(


黒羽の正体はフィオネの兄クーガーだった。
フィオネは自らクーガーに手を掛け、黒羽の大量殺人をストップさせる。

選択肢はどちらを選ぶか迷いましたが、「家族だからこそ」と考えた結果下を選びました。
フィオネにとっては辛いことばかりでしたが、真相に近づけただけ前進ですよね。
まあ作中で述べていたようにフィオネ自身にも責任はあるわけですが。

治癒院に関しては胡散臭いなと思っていたので、そこまで驚きはありませんでした。
羽つきには稀にユースティアのような特殊な能力を持っている者がおり、それを研究するために羽つきを集めてる・・・とかなんですかね。
まあただの憶測なので、詳細はまだまだわかりませんけどもw

茫然自失するフィオネに対して荒療治を施すカイム。
やはりイケメンですねこの男。自ら嫌われ役を買って出るとは。これは真似できそうにないw
そこそこ溜まっていた好感度がこれでリセットされてしまった感。むしろマイナスになったか。まあこれからの展開に期待ですね。
それにしてもユースティアちゃんはこれからどうなるのでしょうか。
このまま見逃し続けてくれるのかな? 気になるところですね。


・・・というわけで先進めていこうと思ったんですが、
ちょっと進めていくうちにどう考えてもフィオネルートのフラグが折れていることに気付いてしまったので、
前の選択肢からやり直してフィオネルートから先にやっていきたいと思います。

このゲームはどうやら脱落方式のようで。出てきた順番通りに攻略していきたいと思います。
というかナチュラルにフラグ折ってしまっていてちょっとショック・・・w
でもですね、あそこはやっぱりフィオネ自身にとどめを刺してもらわないとダメだと思うんですよ!
私の選択は間違っていないと思うんですよ、常識的に考えて!(言い訳)




『フィオネ・シルヴァリアEND感想』
個別ルートなんて無かった(
いやほんとに。セックス2回してからの結婚式で終わりという呆気なさ。
てっきりもう一悶着あるのかと思っていただけに肩透かしでした。
恋人になるまでは非常に良かったんですけどねー。エロだけというのはかなり残念。




『共通パート2(エリス)』
不蝕金鎖と風錆の争い及びカイムとエリスの関係の変化、そしてその行く末を描いていく感じですね。
まだ途中ではありますが、やはりストーリーが面白い。
気が付けば2、3時間過ぎているぐらいには熱中してましたw

エリスがかなり不安定なのが気にかかりますし、麻薬の扱いから始まった組織同士の争いに関しても、
どういう結末になるのか気になって仕方がない!
とりあえず最後まで突っ走ります!

最後まで突っ走りました!
「面白かった」の一言に尽きる!
・・・さすがにこれでは感想にならないので、以下につらつらと所感をw

エリスが狂っていくサマや不蝕金鎖が徐々に追い詰められていく過程は見ていてなかなかに辛く、
「鬱ゲー」と言われても仕方ないぐらい重苦しい。
ルキウス郷と練り上げていた作戦はどんなウルトラCなのかと期待していたものの、
ベルナドが羽狩りたちから逃れられない状況を作りだし、そこで取り押さえてしまうという至ってシンプルなもの。
エリスに関しても「それで説得されるの・・・?」という疑問が残り、若干拍子抜けでありました。
終盤でのカタルシスがやや物足りなかった印象。

とはいえストーリーの「起承」の部分はクリックが止まらなくなるぐらいのめり込めましたし、
丁寧な話運びは非常に読みやすく、読み物としてはかなりレベルが高いのもまた事実。

カイムとエリスの歪な関係性がまともなものに昇華されたのは良かったです。
不蝕金鎖と風錆の争いが解決したのも喜ばしい。ジークさんイケメンや・・・。


クスリを燃やしていた場面でティアに吸い込まれていった光や、カイムを亡きものにしかけた女などの謎が残りますが、
これらは先に繋がる伏線ということで、期待しておきましょう。




『エリス・フローラリアEND感想』
雨の中の選択肢で「エリスとともに生きる」を選択すると突入しました。
フィオネと同じパターンでしたw
2回エッチしてからのEDですね。
まあ個別入るまでのシナリオはすごく良くできているので、目を瞑ることにいたしましょうw
というかこのゲーム、個別ルートという概念がない・・・?
個別ルートという概念が存在しない退屈な世界。
・・・個別パートはエッチパート!(




『共通パート3(聖女イレーヌ)』
「ユースティアが天使の御子である」との手紙を聖女から受け取り、上層の聖殿に赴いたカイムとティア。
聖殿に逗留することになったカイムと、聖女を筆頭とした聖職者たちとの関わりを描いていく感じのパートですね。

理不尽、不条理の極みのようなシナリオだったと思います。
聖女の祈りで都市が浮いているわけではなく、聖女の存在意義は「崩落が起こったときのための生け贄でしかない」と。
・・・こんなふざけた話がありますかね。人の命をなんだと思っているのか。思わずディスプレイを殴りたくなるくらい熱くなってしまいました。
ここまで感情を揺さぶられたゲームは久しぶりな気がします。良いゲームですよほんとに。

崩落でメルトが死亡するのもえげつないですよね・・・。
思わず「え!?」って声出してしまってしばらく茫然としてしまいました。
あのときのヴィノレタの扉を開ける演出すごいですよね。そして現実を知って叩き落とされるあの感じ。これは実際にプレイしないとわからない感覚だと思います。

処刑の場面は「髪の色明らかに違うだろ!」ってツッコミたい衝動を必死に堪えていましたw
あれはさすがにちょっと無理があると思うの。
あと聖女さんは崩落以前から民衆の前に姿を現していたので、人ごみに紛れていても見る人が見れば気付くんじゃないかなあと。
この場面はちょっと強引だったように思えますね。

そのあとは落ちて二人とも助かってジークブチ切れてカイムくんが宥めて上層へ真実を探りに行く感じ(長い)。

処刑の場面がちょっと強引に感じたぐらいで、他は問題なく非常に面白かったです!
驚愕するシーンが多いルートでもありましたね。ヴィノレタ崩落はほんとに衝撃でした。
コレットとラヴィも可愛かったですし、控え目に言って最高でした。


さてお次はちょこっとしか出てきていないリシアのルートになるのでしょうか。
その次がTRUEのユースティアかな?
期待で胸が高鳴って仕方ない!




『聖女イレーヌ(コレット・アナスタシア)END感想』
エロシーンがエロい!!!
遠野さんは演技がお上手。ごっくん多めなのは個人的に嬉しかった。
最後のCGは素晴らしいぞ。

ラヴィエンドもあるのですね。
これはおまけのエピソードですが、酔っ払いラヴィちゃんが面白くて可愛かったですw

あとラヴィリアは私の大好きな桐谷華さんがCV担当ですね。
ラヴィリア自体が悪いわけではないですが、大人しいキャラなので桐谷華さんの演技力を活かしきれていない感じがします。
桐谷華さんスキーの見解としてはですね、桐谷華さんにはもっと暴れさせていいと思うんですよ。
卓越した演技力を持っている方なので、テンション高い系のキャラとか面白い子のほうが合ってると思うんです。
有名どころで言えばサノバウィッチの寧々ちゃんですよね。あれはほんとにもう破壊力がすさまじくてボイスを何回聴き直したことか。
そういえば駄妹キャラで有名なクロデをまだプレイしていない私。あの子どうなんでしょう。桐谷華さん好きな人でプレイした方がいれば是非感想を聞かせて下さい(
おっと大分話が逸れてしまいました。桐谷華さんのことになるとつい語ってしまう悪癖が。
なにはともあれ、ラヴィは可愛かったってことです!(てきとうな締めくくり)




『共通パート4(リシア)』
王女でありながら都市の現状を何も知らなかったリシアは、カイムの話を聞いたのちに牢獄を視察する。
牢獄がどういった場所なのかを自らの目で確かめたリシアは、
牢獄の惨状を放置し悪政を続ける執政公「ギルバルト」を失脚させるために動き出す。

概要としてはこんな感じでしょうか。

このリシアのパートもめちゃくちゃ面白かったですねー。
展開の仕方やストーリーは王道的で、熱く盛り上がる場面もあれば感動で泣きそうになってしまう場面も。
締めくくりに関しても後腐れがなく、個人的にはかなり好みのシナリオでした。

あとリシアの成長物語でもあったと思います。
ルート序盤では頼りない感じですが、後半では見違えるくらいしっかり成長していて感動しました。
リシアがヴァリアスの剣を掴むシーンはもう鳥肌ものでした。めちゃくちゃ熱い! 
音楽、CG、ボイスが渾然一体となって身体に訴えかけてくるあの感覚! エロゲプレイヤーなら誰しも感じたことがあるであろうあの高揚感!!
ここは心に残る名シーンでしたね・・・。本当に最高だった。

戴冠の儀のシーンでは、王冠の中に花冠が隠されているというサプライズが。
リシアは国王の実子ではありませんでしたが、ちゃんと愛されていたんだなと実感できたので良かったです。ここも素晴らしいシーンでした。

あとはルキウスの正体も明かされましたね。ある程度予測はしていたのでそこまでの衝撃はありませんでしたが、それにしても驚きでした。


カイムを通じて成長していくリシアが努力し勝利するこのパートは見所がたくさんあり、
一言では語り尽くせないほどのボリュームと、高い質を持ったシナリオだったと思います。
追い詰められた執政公が呆気なくやられ過ぎでは・・・とかも思いましたが、他の出来が良すぎるのであまり気にはなりませんでしたw

変な方向に話が逸れることもなく、最初から最後までしっかり描ききってくれた印象。
目につく粗もほとんどなく、手放しで絶賛できる素晴らしいシナリオでありました!




『リシア・ド・ノーヴァス・ユーリィEND感想』
エロい!(小並感)
本編で正常位がないのはいかがなものか。
おまけの召使い姿でのエッチはかなりエロかった。
小柄な女の子のごっくんって興奮しませんか? 小さなお口で必死に呑みこむあの感じ最高ですよね(変態)。




『ユースティア・アストレアルート感想』
まだ入っていなかったので、ルートに入るためにリシアを振ったら展開がかなり異なってて驚きました。
ギルバルトの最後が全く違う展開に。茶番ではありましたが、システィナの裏切りにはびっくりしましたw
ただ、ヴァリアスが死んでしまったのは悲しいですね・・・。良い男なのに残念。
都市を浮かせているのは天使だと判明します。そして天使と何かしら関係がありそうなティアの正体はいかに・・・?
真実を求めて、ユースティアのルートに参りましょう。


完走いたしました。
身体と精神を徐々に蝕まれていくティアや己の本心に気付かずに葛藤を続けるカイムなど、結構鬱成分強めで気が重くなるシナリオではありましたが、ラストで晴れやかな気持ちになれたので安心しました。
今まで登場したキャラやヒロインたちも一通り活躍して空気になることもなく。フィナーレとしてふさわしい出来だったかと思います。

しかしある程度予想していたとはいえ、やはりティアとの別れには辛いものがある。
カイムと生き残るハッピーエンドも見てみたかったですが、シナリオ的に厳しそうですね・・・w
でも未来が希望に満ちていたので良かったです。残ったカイムたちにはティアのためにも平和な世界を作っていってほしいところ。

ルキウスとの決着もきっちり付けてくれて良かったですね。
ティアをぶすぶす刺しだしたときは「なにやってんだこいつ」と狂気を感じましたがw
常に合理的な思考で正論を振りかざしてカイムを叩きのめしていましたが、終盤では死にそうになったところを庇ってくれたり、「ティアを犠牲にすることはできない」という選択を取ったことに安堵したりと、なんだかんだ弟想いの良いヤツだったと思います。


「カイムを救うことが生まれてきた意味」と、
ティアは命の答えを見つけ出せたようでなによりです。
不条理で辛い人生を送っていたようですが、最後に報われて本当に良かった。




【主人公『カイム・アストレア』の感想】
昔牢獄で殺しをやっていた。
物語開始時点では何でも屋で、腕の立つ用心棒といったところ。
基本的に敵無しで、仇なす相手は容赦なく叩きのめすため見ていて心地よい。

他人に対しては親身にアドバイスするものの、自身に対してはあまり関心を示さない。
その点はエリスやコレットにも指摘されており、精神面においては「まだまだ成熟しきっていない若者」といった印象を抱きます。

最終ルートのユースティアルートに至っても、終盤まで己の本心に気付くことができないため、見ていてイライラしてしまう場面もありました。
ですが最終的には本心に気付き、「都市の命運とティアを秤にかけたとき、ティアを蔑ろにすることができない自分」がいることを受け入れます。
その後ティアを守るためにルキウスの元へ向かっていきます。明確な目標が定まった後の彼の動きはとても頼もしくかっこ良かった。




【総評】
浮遊都市「ノーヴァス・アイテル」を舞台とした、そこに生きる人の有様を描きあげた本作。
最初から最後までクリックが止まらなくなるほどの質の高いシナリオは、正直言ってすごい。
思わず「参りました」と言いたくなるぐらいです。それぐらいの素晴らしい出来でした。
特に最後のユースティアルートは涙なしには見られない。

ノーヴァス・アイテルに生きるキャラクターたちはややクセ者ぞろいではあるものの、嫌みがないためみんな好きになれました。
ヒロイン勢以外ではジークが結構好きでした。
主人公の旧友とか組織の頭とか牢獄の王とか色々な顔を持ってましたね。かっこよかったです。あとボイスが良いw

そしてしっかりと場を盛り上げてくれる音楽も外せないですね。
OPは直前の展開も相まって鳥肌が立ちました。

演出面においても色々工夫が見られます。
豊富なSEから始まり、メッセージウインドウに映らないセリフや明暗の調整といった細かい部分にもこだわりが見られます。
こうしたこだわりが作品の完成度を高くしているのだな、としみじみ感じましたね。

ADVゲームとして、一つの世界の物語を描く作品として、ここまで完成度の高いものはなかなかないでしょう。
オーガストさんの「本気」をしかと見届けさせていただきました。名作で間違いありません。




【点数】
シナリオ 20
(最初から最後まで目が離せないシナリオ。つまらない部分が何一つありませんでした。個人的にはリシアのルートが一番好き。文句無しの満点ですね)

キャラ 19
(みんな人間臭さがあって魅力的だった。コレットとラヴィは良いコンビだったと思いますw)

音楽 19
(全体的にハイクオリティ。場面に合った音楽を流してくれます。
OPの「Asphodelus」が最高でした。他では「Heavy strokes」「The Wind,the Cloud,the Earth」「La Rosa」などが特に良かったです)

システム及び演出 18
(単なる紙芝居に留まらず、様々な演出で楽しませてくれたと思います。タイトル画面変わっていくの良いですね。こういうの好きです。
システム面も良い感じ。ほんの少しの誤字脱字はありますが、全く気にならないレベル)

全体の完成度 20
(恐ろしいほどの完成度の高さ。一つの作品でここまで完成されているものは他に類を見ない。
欠点などほとんど見当たりませんね。こちらも文句無しの満点です)

合計96点です(100点満点中。各項目は20点満点)

ユースティア1


2017_12_28


まだ開始できておりません。
なかなかエロゲの時間が取れず、ユースティアがまだ終わっていないんです。
ですがほぼ終わりのところまで来ているので、あと数日で始められるかと思います!
年末で色々ゴタゴタしていますが、誇り高きエロゲーマーとしてエロゲを疎かにするわけにはいかない!

・・・なにはともあれ、楽しみです。
2017_12_27


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